介護なび ~安心満足~
ホーページの掲載情報案内
「安心安全」+「満足」の条件を備えた介護施設探しの一助にされてください。
本サイト1つに介護に関わる各種の情報を集約し好評。介護に関わる総合的な情報検索ツール(ポータルサイト)です。
※お陰様でGoogleやYahooで「介護 安心満足」・「施設 安心満足」・「介護施設 安心満足」・「介護なび 安心」等で検索いただければ本サイトは1位(除く有料広告:スポンサー)で表示されていますのですぐにご覧いただけます。
①60歳前後で80代のご両親の介護問題に初めて遭遇し戸惑われる方 ②現役(働き盛り)の最中に身内に要介護状態が生じ苦慮される方 ③身近で両親の介護施設利用・手続きに携わった経験・知識が無く、高齢期に初めて自分や配偶者の介護への備えを思案される方々 のお役に立てるサイト(下記の絵柄☞本題5ページ+2、計7頁構成)です。合わせて、介護業界で働く皆様、経営者の皆様が必要とされる情報検索ツールとしてご活用ください。
※一部広告が付随するものもありますが、秀逸な内容の厳選と情報収集に注力しています。
※最後に≪1≫健康関連情報(補足 地震・災害関係情報)を掲載しています。
~あなたも私も全ての人が辿る道程です~
人生の最終章、幕の終え方は百人百様ですが、長期短期の違いはあれど後期高齢者の9割以上の方は人生の終盤に介護保険制度のお世話になります。「要支援」は徐々に長い時間をかけて対処できますが、「要介護」はある日突然やって来て決断を求められることが多いものです。安楽な老後に向けて最低限の知識と心の準備が求められます。
Ⅰ介護を必要とする内容は①個人毎に異なり②介護の度合いや状況も逐次変化していきます。入居時には今を考えるのに注力し、まだ見ぬ2年先3年先の姿を想像することは難しく考慮から外れがちです。しかし、近しい方などの施設入居を知る都度に遠からず訪れる自分の近い将来の姿を想像し具体的に考え(利用施設候補など一度は近隣を見回るなど)備えることも大切です。
Ⅱ 結果、個々の介護ステージに応じた制度や施設の種類は多岐に分かれ、かなり複雑な内容になります。
Ⅲ 事前に考える場合は自身の健康状態を基礎にしつつも発生し得る可能性・バリエーションが幅広いため多くのケースを考える必要があります。労力的に大変な面はありますが、理解は深まり記憶に残り易くその努力は先々必ず生きてきます。
Ⅳ すでに要介護状態が発生した場合は、それに応じた選択肢は狭くなるので、特にご家族が市町村の介護支援部署や専門家を訪ね相談する中で良くも悪くも具体的な決定に至ります。
しかし、運任せでは選択の失敗も増えます。初めての急を要するケースなどではベストは難しくとも(大きな後悔はしない)ベターな選択だけはすべきです。そのためにはやはりその時の(短期間であっても)集中的な努力や知識の獲得は欠かせません(期間が制約され急がれる場合も各種情報を検索し易く工夫した本サイトはお役に立つことでしょう)。
努力の結果すぐ入れずに空き室待ちのことも多く、その時は多くの施設を見学し納得のいく複数の施設に連絡待ちをお願いするようなことが望まれます。
Ⅴ 本サイトの目的と意義は「短時間での”介護制度の大枠理解”のサポート」と「お役に立つ具体的ヒント」を集積/更新し、皆様のスピーディな理解と判断材料をご提供することにあります。そして、現在掲載されている「安心安全な運営に尽力される介護施設」を県別に検索できる仕組みもご提供し今後充実させていきます。(本ページの最後に検索システム利用ボタン配置)
Ⅵ 本サイトは介護に備える利用者様主体のサイトですが、介護系の経営者様や職員の皆様、そして求人求職・転職探しの皆様にも有益な情報を集積し好評を得ていますので今後も充実して参ります。
Ⅶ 介護施設を探す時の検索用語は多様で幅広いですが「安心・安全・満足」の単語が特に使用されます。介護施設や各種情報発信側でも同様の単語が反復多用されています。作今の事件やニュース報道など世相を反映しご利用者様やご家族が「〇市 介護施設 安心」・「〇市 介護施設 安心安全」・「〇市 介護施設 安心満足」等々で検索されることも増加し、特に介護に係る世界(業界と利用者)はこの数個のキーワードが重要視されます。
お陰様でGoogleやYahooで「介護 安心満足」、「施設 安心満足」、「介護施設 安心満足」、「介護なび 安心」、「介護なび 満足」、「介護なび 安全」または「介護 安心安全満足 」、「施設 安心安全満足 」、「介護情報 安心満足」、「介護施設情報 安心満足」、「介護なび 安心安全」、「介護なび 安心満足」、「介護施設なび 安心」、「介護施設なび 満足」、「介護 安心安全なび」等々で検索いただくと本サイトがほぼ1位(除く有料広告:スポンサー)で表示され即座に閲覧できます。最新の情報に更新されていく本サイトをお気に入り等に保存いただき必要に応じてご活用くださいませ。
①ご自身については75歳前後になると「いざという時」に慌てない具体的な準備をすべきです。特に一人暮らしの場合、元気なうちに早めの思案と準備が大切です。一人暮らしの場合、いざ起きると思考停止しがちです。自分では何もできなくなりますので「転ばぬ先の杖」、元気なうちに考えておくべきです。
②大多数の方は第一段階『80代半ば近くから足腰の衰えにより自宅での入浴が困難になります。安全な入浴が目的で「自宅での生活を補完すべくデイサービスや訪問介護」を受け始めます』※この段階に至ると元気なうちに次の段階の入居候補先を複数決めておくことが重要です(ご本人は後ろ向きなのでご家族の配慮が大切)。第二段階『数年経過し、「入浴以外の自立的生活全般が困難になった段階(急変が多い)で自宅を離れ、介護施設に入居し過ごす」』ことになり、多くは終の棲家となります。認知症や転倒骨折リスクが高まり早めの決断のケースも多いです。この時点では諸事ご自分での判断&遂行能力は減衰しています。
③老夫婦がほぼ同時期に要介護状態に至るケースも散見されますが、労力的にも経済的にも今の生活とは一変し困難な状態になります。ご夫婦の健康度から可能性が予想される場合は十分な事前検討と準備が必要です。
④ご両親が80歳を超えるといつ要介護状態が起こっても慌てぬようにご家族の方々は、(例え遠方に離れている親の急な要介護を要する情報に接してもその時に慌てない)準備を元気なうちに開始すべきです。
(親が要介護状態になって苦悩する現役世代に対して介護ビジネスケアラーとして次第に社会問題化しつつあります。当事者の早めの取組みと発生後は職場や地域など周囲の理解と協力の在り方の改革が現在求められています。)
➄元気な方も不測の事態に備え、75歳位(遅くとも80歳を迎える時点)までには思案を終えて基本的な方針や今後の身の処し方の青写真を決められる必要があります。
コメント
①高齢期に骨折すると生活が急転し、退院先が介護施設行のケースもあります。周りは早急な決断を求められます。入退院後に回復しても健康の度合いや質が劣化し自立が難しくなることも多いです。常日頃の脚力・筋肉の衰えや怪我への小さな予防や対策も肝要です
②脳梗塞も急に身体の自由が奪われます。言語障害や半身不随も多く見られます。ある日突然起こるので過信せず古希を過ぎれば気を付け予防の努力も必要です。特にコロナ後に心筋梗塞、脳梗塞、心筋炎、帯状疱疹など増加しています。
③がんの罹患部位と重度によっては術後に生活能力を大きく損ない健康寿命を失うこともあります。治療の選択は成り行き任せでなく、自らも調べ自分で選び取ることも大切です。高齢者のがんは進行が遅いとされてきましたが、コロナ後は逆の急速な進行現象(手遅れ)が問題視されています。
☞ 下記の6つの写真(アイコン)画像をクリックすると詳しい解説ページをご覧いただけます。6つの写真の下にはイラスト付きで簡単な説明をしています。
居宅介護支援
居宅サービス
施設サービス
住宅改修
福祉用具関連サービス
地域密着型サービス
居宅サービス
【訪問型サービス】
①生活援助(掃除・洗濯・買い物や調理等々)
②身体介護(入浴・排せつの介助)
訪問看護(医師の指示のもと、看護師が健康チェック・療養上の世話等々)
訪問入浴介護(自宅に浴槽を持ち込み入浴介助サービスを受ける)
訪問リハビリテーション(リハビリの専門家が訪問し、自宅でリハビリや介助を行う)
居宅療養管理指導(医師、歯科医師、薬剤師、栄養士などが訪問し、療養上の管理・指導を行う)
【通所型サービス】
デイサービス(食事や入浴などの支援・心身の機能を維持し向上するためのリハビリやレクチャー、「おいしく、楽しく、安全に食べる」ための、口腔ケアや口唇・舌の機能訓練などを日帰りで行う)
デイケア(施設や病院などで、日常生活の自立のために理学療法士や作業療法士などからリハビリを受ける)
認知症対応型通所介護(認知症と診断された高齢者が利用できるデイサービス)
<短期滞在型サービス>
ショートステイ(施設などに短期間宿泊し、①食事や入浴介助支援や、②心身の機能を維持・向上するためのリハビリ介助支援など。家族の介護負担軽減や施設入居準備等々に利用できます)
施設サービス
特別養護老人ホーム(特養)
介護老人保健施設(老健)
介護療養型医療施設(療養病床 ※「介護医療院」に順次転換予定。)
人生で最後のステージであり、最も賢明な選択が求められる重要なのがこのサービスです。公的なもの・民間によるものなど多岐に分かれます。
1特別養護老人ホーム(特養)
☞介護老人福祉施設とも言います。
2介護老人保健施設(老健)
3介護医療院
4軽費老人ホーム(ケアハウス)
5住宅型有料老人ホーム
6介護付有料老人ホーム
7サービス付き高齢者住宅(サ高住)
8グループホーム
9デイサービス(通所)
10通所リハビリサービス(通所)
11訪問介護サービス(訪問)
12訪問看護サービス(訪問)
13小規模多機能型居宅介護
14居宅介護支援(ケアプラン)
15ショートステイ
16その他
数も選択肢も広く自分やご家族が良く調べ数多く見学することでご自分にあった施設(施設候補)を見つけることができます。入った後で自力での選び直しや移転は難しくなりますので悔いのない施設探しをご推奨します。その一助になるべく、本サイトも「安心安全」「信頼度の向上」に尽力される施設様の掲載・検索サイトを構築しリンクしております。
住宅改修
手すり、バリアフリー、和式トイレを洋式にといった工事費用に補助金が支給される。最大20万円まで。利用者はその1割~3割を負担。
福祉用具関連サービス
介護ベッド、車イスなどのレンタル、入浴・排せつ関係の各種の福祉用具の購入費の助成(年間10万円が上限で、その1~3割を自己負担することで利用できます)
地域密着型サービス
地域密着型サービスは、高齢者が要介護状態になった時に、可能な限り住み慣れた自宅や地域で生活を継続できるよう、身近な市町村が提供するサービス体系です。施設などの規模が小さいため、利用者のニーズにきめ細かく対応しやすい特徴があります。
中重度の要介護でも在宅での生活が可能な包括的サービスを提供する小規模多機能型居宅介護の制度もあります。
☞ 下記の人物画像をクリックすると詳しい解説と~5分間~動画をご視聴いただけます。これだけで制度のあらましを理解でき、有意義な自問自答(自習)や関係者との具体的な質疑応答ができるようになります。☟
心豊かに安楽な老後を過ごすために!最初が大切です。
介護施設見学のポイント
入居をすると、要介護のご本人にとってはそこが住む世界の全てとなります。昼も夜も毎日両親や配偶者の介護をしてもらうことになる介護施設は事前に数多く見学した上で本人やご家族が納得のいくところを決めたいものです。2つ3つでなく労力を要しますができるだけ数多く(10か所程度)見ることできちんと比較ができ優劣や本人への適否が分かります。比較するためのご自分なりのチェックリストの作成は役に立ちます。
乳幼児の保育園選びと比較すると親の入居施設選びは家族の真剣度が下がりがちと言われますが、その結果の成否は費用を含めて後者の方が大きく顕在化します。一過性の(週末活動で1月程度の)努力ですので後悔なきようベストを尽くしていただくことを祈念し、個人や多くの先輩後輩諸氏の経験と医療業界や介護業界への関わりの中で得られた介護施設見学時の留意点を以下に列記いたします。
現実には全てを満たした介護施設は一部です。特に施設面では大なり小なり欠けているものはあります。ポイントは安心安全安楽な老後が過ごせるような施設を目指してスタッフが日々努力する明るい介護施設であるか、オーナーや施設長さんの人柄や指導力はどうか。そこに尽きるとも言えます。
施設見学する際の視点・ポイント
●施設見学は、11:00~13:00が理想
※忙しい時間帯であるので、施設の普段の姿が見えやすいです。また、昼食の時間帯でもあるため、どんな雰囲気で入居者が食事をしているかもわかります。ただし、朝夕の食事時は職員の交代・引き継ぎもあり多忙すぎて迷惑なので訪問はNGです。
【介護施設の考え方をチェック】
【本人の要望を聞いておき、それに適った介護施設か。】
介護施設としての考え方や態度についても、以下の項目を参考にしてみてください。
確認事項の一例
●介護理念や使命感を掲げた施設であるか。そして、職員と本気で共有されることでモラルが醸成されて現実的な力となります。設備等も大切ですが最終的には人です。
「入居者の○○のために○○をしています」のような具体的な理念やモットーがパンフやホームページに出ているか。
●施設長できれば最終的にはオーナーと必ず面会しお話しください。その人柄と指導力は全てに影響します。オーナー自らが入居者にしっかり寄り添う気持ちと姿勢が言外に感じられるか。入居者ご本人やご家族との相性も大切です。中小規模の施設ではオーナー兼施設長も多く、(長期入所が見込まれる場合)そのようなところで秀逸な経営者の施設を見つけるのも知恵です。社会福祉法人などで複数施設経営の地域大手では施設長も異動や退職が起きます。
【本人の要望に適った介護施設か】
例えば以下のようなポイントがあります。
●周囲の環境は要望に適っているか(例:自然の見える場所がよい等々)
●入居者の年齢層や性別分布は本人の要望と大きく違わないか
●部屋の間取りや設備は希望と大きく違わないか
●個室でなくてもよいが(必須か)、相部屋でもよいか(高い介護度「3以上」においては個室の意味合いも薄れます)。
●家族はいつでも訪問できるか。
など
【ネットやパンフレットでのチェック】
●事業主は誰か☞大手の場合メリットは経営の安定、デメリットは高価格。小規模事業者の場合メリットはアットホームな雰囲気、経営の安定性が低い。等の特徴があります。
●経営理念についても比べると違いが見えます
●職員の情報☞看護師・介護士・理学療法士・作業療法士等の配置状況等
●入居者のコメントの記載があれば信頼性が感じ取れます(なりすましの偽りは書きにくいです)。
●大まかな利用料金はどうか、予算内に収まるか(実際にはプラスαが出ます)。
【地理的条件をチェック】
●本人の毎日の下着の洗濯などはやっていただける施設もありますが、収納スペースの関係から施設側で春夏秋冬すべての衣類や寝具を預かることは通常は困難です。最低でも気温の変化に応じて、月1回は家族が衣類・布団等定期的に持参・引取りなどで往来することは必要です。大切なご家族なので面会のため、できれば原則週1回くらい訪問したいものです。なので、定期的に訪問する家族にとっては車で30分以内が望ましいと言えます。しかし、そこにこだわりすぎて10分以内とか過剰に近隣に固執しすぎて選択肢を(数分の1に)狭めすぎないことも大切です。
【入居者の様子をチェック】
●見学時に入居者の様子をチェックすることで、施設の状況が自然と見えてきます。
入居者は楽しそうか顔が明るいか暗いか、不満なく暮らしていそうかを注意して見て下さい。同じ老健施設でも複数の施設を見比べることでその差がわかります。同じカテゴリーで同じ価格帯の施設でも優劣や相性の有無が存在します。
●共用スペースの雰囲気はよさそうか。
【スタッフの態度をチェック】
スタッフの態度や対応で、その後の入居生活の質が大きく左右します。スタッフは適宜入れ替わりますが施設の雰囲気や働きやすい職場風土であるかなどを知るためにスタッフ(複数)の態度のチェックは大切です。各種調査で職員の雰囲気のよい介護施設は入居者の満足度が高いとされます。
確認事項の一例
●挨拶は明るく感じがよいか
●身だしなみは清潔できちんとしているか
●入居者に対してぞんざいな口調や高圧的な態度をとっていないか
●スタッフ間の連携やコミュニケーションンはよさそうか。相互に明るく会話されているか。
●入居者への介護行為はやさしく丁寧か
●介護士の多くが身体介護のスキルを身に付けていそうか(実践しているか)
点ではなく面で触れる・重心移動は引く等基本的技術が身についていると、最小限の力で移乗介助ができ利用者にも無駄な力がかからないため、転落のリスクもなく介護者の足腰も痛めません。各スタッフの車いすの乗り降りの様子などもよく見て各自が基本動作を励行できているか気を付けてください。上手な介護士の3大介助(食事・入浴・排泄)のサポートを見ていると安心安全であると同時に美しさを感じ感心させられるものです。介助されている方があたかも自分で起き上がったと錯覚し笑みを浮かべられておられるプロの技をみて驚いたこともあります。当然気持ちとスキルが伴ってこその技であり、気持ちがこもらないとスキルだけではダメなのもよくわかります。
●スタッフはいきいきと笑顔で働いているか、辛そうにしていないか。
など
【食事をチェック】
●食事は、おいしそうか。出来立ての温かい食事が出されているか。味付け等入居する身内の好みに合いそうか。メニューは要確認。特に入居後に身体が不自由になるにつれ楽しみに占める食事のウェイトが高まります。
●アレルギーや治療食の対応は可能か
「献立や食堂の清潔さ」で各施設を比較するのもよいです。
【設備・器具のメンテ状況、施設内の清掃度や居住性】
●施設の各所に手すり等安全器具が設置されているか。
●廊下や共有のスペースは車椅子でもスムーズに往来できる幅や広さがあるか
●重度介護対応の機械浴の設備等があるか
●体調が悪い時のために居室にはナースコール装置は手の届く範囲にあるか、その他緊急通報装置が設置されているか。
●車いすが汚れていないか。清潔であるか、タイヤの空気も張りがあり管理が行き届いているか。
●部屋や設備(風呂・トイレ)が汚れなく清潔に保たれているか。
●居室の日当たりや風通しは良いか
●防災・防火設備の設置状況や避難計画の有無も要確認
※地震、台風、水害、火災などへの備えと定期的な避難訓練が行われているか
●施設内の清掃は行き届いているか
●観葉植物があれば葉にゴミが付いたりしていないか
【看護師の配置など】
●介護士の医療行為はできません。昼夜の看護師の配置が適切か。定期的な検温・血圧測定・酸素濃度測定等がきちんとできているか。たんの吸引などもいつでも誰か対応できるか。夜間も人的確認が定時にされているか。夜間の有人見護りの体制がとれているかは重要です。
●連携医療機関の確認とさらに上位の広域中核医療機関など要確認
●急に体調が悪くなり救急車を依頼する場合に、職員が病院まで付き添ってくれるかなども質問するとよいです。
●介護状態が悪化しても退院後も受け容れてもらえるか、希望すれば最期まで看取ってもらえるかなども(今は必要なくとも)入居前に確認しておくとよいです。
【費用について確認】
●入居一時金の要否や月額利用料は無理なく支払える金額か、定額か?
●別途かかる金額は何があるか
●介護保険料は把握できているか
【体験入居のすすめ】
●食事を含めて短期の体験入居を行い本当に自分にあっているか確認するのがお薦めです。いったん内心決めた施設なので、余程悪くなければそこにしがちですが、実際入居すると見込み違いで我慢できないこともあります。労力を要しますが、長期の利用になるので事前の体験入居は良い選択をするための方法です。
【運営会社は安定しているか】
●利用者の「入居率」は高いか。低いと安定した経営は困難で運営にひずみが生じます。
●求人情報サイトでの募集状況、常時欠員(離職者が多い?)で募集をかけている状況はないか、求人情報の評判のコメント(参考程度)内容は普通であるか等々。
●情報の開示がされているか。
【施設側に最低確認すべき質問】
●私物はどの程度持参できるか(大切な私物は傍におけるか)
●職員の定着率(年間離職率)と利用者の入居率
ホームページ等に職員の氏名やプロフィールが明記されている施設は定着率が高いと言えます。
●施設の入居条件、そして退去条件はなにか
●急変時の対応手順はどうなっているか
●月額の利用料以外にかかる費用は何か
【よくある失敗事例】
●「すぐ入ることができる」で安易に決めた。
偶然のところがベストであることは稀です!
●「安い」と思い、追加橋費用を確認せずに入った。
想定外の費用に後悔するケースもあります。
●本人の気持ちや嗜好を2の次に選んだ!
近さや利用料金で決め食事が合わないなど出てきた。
※多くは労を惜しみ数多く探さなかったことに起因します。2~3か所訪問して「ここでいいか」と即断せず、数多く回れば結果「あそこで決めなくてよかった」となるケースが大半です。本サイト等で基礎知識を得た上で、10か所程度廻れば自然と実情を理解でき(中間は判別しにくいですが、良い施設と悪い施設はわかります)失敗は回避できます。
【最後に】
どこの介護施設も、見学の方には当該施設の良い部分を見せようとします。短時間で受身での見学をしただけでは施設を深く知ることはできません。
施設見学だけではなく「近隣住民の評判、インターネットの口コミ」なども確認した上で多面的にチェックすることも大事になります。ある程度の内容は介護施設が県に提出する「重要事項説明書」に記載されています。施設見学の時にお願いしてもらうことはできるので絞り込んだところからはぜひ入手してください。
介護施設は一度入居してしまうと、なかなか転居はしにくいので事前の下調べと行動で、ベストは難しくともベターな入居施設探しができます。ご両親や配偶者に健康で長生きしてもらうためにも、愛情を持ってチェックし選定することが大切です。人生の最終章をお支えするのはご家族様にしかできません。失敗しないコツは10か所以上を訪問ししっかりと見聞きしてください。結果、どこも同じではなく自分にとっての優劣が良く判別できるものです。
ケアマネや行政の職員などは思っていても「施設の良し悪し」は立場上言わないことが多いので自分の足で数多く動くしか方法はなく、実はそれが成功するための最大のコツです。
注記:ケアマネさんにもダメもとで「満足度の高く評判の良いお薦めの施設を教えてください」と言えば人によっては本音で回答いただけることもあります。
下記の「長方形」のボタンを押すと介護施設の検索システムをご覧できます。その前に「左の写真」をクリックいただき、2分程で読み終える操作説明図をご覧ください。簡単な内容ですが知らないと戸惑います。その後は迷うことなく検索システムをご利用いただけます。